WFAベーシックレベル

ハイブリッドコース 14日間

[うち実技セッション2日間]

 

 概要

 包括的な評価システムを中心とした最もベーシックなコースです。このコースは日帰り旅行や短期の冒険をされる方、災害ボランティアの方などを対象としています。目の前で発生する事故、災害による傷病者への評価を中心に学びます。多くの方に受講していただきたい最も基礎的なコースです。

 

 受講対象

 ・16歳以上(18歳未満の方は保護者の同意が必要)

 ・インターネット環境を用意できる

 ・全てのスケジュールに参加できる(特にオンライン自己学習、実技セッションは時間の制約があります)

 ・野外での実習に参加可能な方

 

 シラバス

オリエンテーション、医療と法、一般原則(生理学と病理学)、一般原則(ウィルダネス医療と救助医療)、傷病者評価システム(PAS)、一次救命処置(BLS)、傷病者の保護(脊椎損傷)、呼吸器系、循環器系、神経系、、筋骨格系、創と熱傷、体温調節、アレルギーとアナフィラキシー、水に関係する損傷、落雷による損傷、野外での病気。最終試験

ハイブリッドとレギュラーコースとで各単元を学ぶ順番は異なることがあります。

 

認定カリキュラム時間数 16~20時間

 

認定Certification(知識および技能の証明)

 コースへの100%受講、筆記および実技テストでの80%以上の到達により

 Wilderness Medical Associates International認定

 Wilderness First Aid(WFA)およびILCOR 準拠Adalt CPR

 

Certification(知識および技能の証明)の有効期限/更新

 Certification(知識および技能の証明)取得日より3年間/更新の際にはWFAベーシックコースの受講または、上位のWAFAアドバンスコースの受講が必要です。

 

マテリアル(教材)

 ・WARM(テキスト)

 ・携帯フィールドガイド(撥水シート)

 ・クラスノート

 ・SOAPノート(処置記録ノート)

  ※教材はすべて日本語化済み

 

ハイブリッドコース・アウトライン

オンライン学習 

・12 日間の範囲視聴可能 

・3 時間程度のビデオレクチャーと実技デモンストレーション

・開始日前日に、担当インストラクターより使用に関する案内メールが届きます。 

・合計 9 単元:各単元の後には確認クイズがあり、それに合格しないと次の単元には勧めません 1.

(学習内容)

1.一般原則

2. 傷病者評価システム(PAS)

3. 傷病者の保護

4. 呼吸器系

5. 循環器系

6. 神経系

7. 筋骨格系

8. 体温調節

9. 野外での疾病

 

対面実技セッション(2 日間、合計 16 時間かけて学ぶ)

⚫ Day 1(8 時間)9:00~12:00/13:00~18:00

 ◼ 9:00~10:00 オリエンテーション/医療と法
 ◼ 10:00~12:00 傷病者評価システム
 ◼ 13:00~15:00 一次救命処置
 ◼ 15:00~16:30 傷病者の保護/脊椎損傷者の体位変換と移動
 ◼ 16:30~18:00 二次評価/重要器官系

 

⚫ Day 2(8 時間)8:00~12:00/13:00~17:00
 ◼ 8:00~10:00 重要器官系
 ◼ 10:00~11:30 アレルギー
 ◼ 11:30~12:00 溺水と落雷 

 ◼ 13:00~14:00 筋骨格系
 ◼ 14:00~15:30 創傷
 ◼ 15:30~16:30 体温調節

⚫ 16:30~17:00 筆記テスト/終了式

ダウンロード
WFAハイブリッドコースサンプルスケジュール(上記を文章にまとめたものです)
WFAサンプルスケジュール.pdf
PDFファイル 295.9 KB