竹内 謙二(Kenji Takeuchi)


 幼少期からドイツ・フランス・日本と渡り歩き、成人後もイギリスやシンガポールを転々としてきた経歴(だけ)ハンサム。魚に例えるとマグロだが、カナヅチ。

 

 小さい頃からとにかく身体を動かすことが好きで、体操・水泳・スキー・野球・サッカー・ダンス(ブレイクダンス)・登山などいろんなアクティビティに触れてきました。「挑戦するなら本気で!」をモットーに、これからも活動の幅と深度を追求していきたいと思っています。その中でも一番好きなアクティビティはスキー。スキーをするために生きているのか、“生きる”を実感するためにスキーをしているのか。結局のところはどちらでもよい。

 

 20代は都内でスーツに身を纏う企業戦士でしたが、30歳を手前に脱サラ。その後は、農業の手伝い、ゲストハウス運営、飲食関係、編集/執筆、NPO法人、キャンプ事業の手伝いと、さまざまなことに興味を抱いては首を突っ込むなど、動き続けていないと落ち着かない、まさにマグロ状態。充実した日々だったかというとそうでもなく、器用貧乏が故に、モラトリアム(何か満たされないモヤモヤとした不安)な時期でもありました。

 

 そんななか、人生で一番多くの時間を費やしてきた山とスキーに、状況を打破するためのヒントがあることに気づき、長野県白馬村へ移住。冬はスキーパトロールをしながら雪の上にいれる幸せを噛み締め、夏は山を中心に自然に触れる機会を多くいただくなかで、ようやく“自分らしさ”を手に入れることができました。

 

 WMAJとの出会いは、パトロールの研修の一環で受講したワークショップ。カリキュラムの内容はもちろん、インストラクター(がめらさんと寺田さん)のイキイキとして洗練された雰囲気でありながらも、フレンドリーな場づくりの上手さに衝撃を受けました。その後は、WAFAWFRを勢いで受講するも、毎回不甲斐ない自分の姿やメンタリティの脆弱さを思い知らされました。

 

 スキーパトロールの仕事のひとつに、怪我人の救護活動があります。そのなかでいつも考えるのは「なぜ、この人(怪我人)はパトロールを呼んだのか」という問い。WMAのカリキュラムには、その問いへの答えを示唆するエキスが含まれているような気がしています。

 

 実際の救護現場を通して培った知見と常にアップデートされるカリキュラムへの理解を深め、今後はスキーパトロールの領域はもちろん、アウトドアで活動する多くの人にカリキュラムの魅力を伝えたいと思い、インストラクターの道を目指すことを決意しました。