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6/28 長野県伊那市のTrans Japan Alps Race(TJAR)2020選考会会場にてWMAカスタムワークショップを開催しました。
今回は、TJAR選考対象選手30名の方にご参加いただきました。
8月に開催される大会は、日本海/富山湾から太平洋/駿河湾までその距離およそ415Km、北アルプスから中央アルプス、そして南アルプスを自身の足のみで8日間以内に全て自己完結で踏破するという過酷なレース。
過酷なレース途中では、限られた装備を駆使しながら全てに対応していくこととなります。それってまさに『クリティカル・シンキング』。
また、厳しい環境下では「緊急な問題なのか?」「重要な問題なのか?」を判断していくことも求められるでしょう。
命を繋ぎとめるために必要な考え方は「酸素の流れ」を意識すること。WMAカリキュラムのエッセンスに加え、レースに関連する項目を重点的にお伝えし、実際にフィールドガイドを片手に評価や実技にも取り組んでいただきました。
また、レースで想定されるケースについてもみなさんに考えていただきました。
参加者のみなさんは前日深夜2時に集合して当日昼前まで南アルプスを走ってこられており疲労困憊な状態にも関わらず、特に体温調節や飲食に関する項目では質問の嵐!!あちこちでディスカッションも白熱、終了後質問に来られる方も。インストラクターもびっくりでした。
短時間でしたが、ギュッと濃厚なワークショップとなりました。
参加者やスタッフの中にはWMAJ資格保持者の方も多数いらっしゃいました。
みなさんの御健闘をお祈りしております!
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