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鳥取県でWFAハイブリッドコース開催

2/15-28の14日間を経て、鳥取県で行われたWMA野外災害救急法WFAベーシック・ハイブリッドコースが無事終了しました。

 14日間と言っても実際に集まるのは1~2日のみ。あとは事前の予習としてイーランニングを使ったスライドレクチャーの自己学習になります。

 一見長いな…と思われがちですが、やってみると必要な所を見返せて、実技をやって不安な所はまた見返せるので意外にも習熟度は高いようです。

 今回は20代から70代までが幅広く参加していただきました。森のようちえん指導者・登山会・山岳会・アウトドアガイド(海・山)その他アウトドアを趣味にされている方など背景も多彩。

 それぞれのフィールドに活かしたWFAの知識技術を身に着けていただきました。

 WMAカリキュラムは、救急車がすぐにアクセスできない「ウィルダネス状況下」を想定したものですが、人体がどのように命の危機に向かっていくか、という段階を知ることができる(先回りして予想を立てられる)ため、応用すればリスクマネジメントとして日々利用することもできます。

 ガイドさんや教育者、チームリーダーであれば、「まだ進みたい!大丈夫だ!」と言っているメンバーを客観的に評価し、必要に応じて医療的な確固たる知識をもとにアウトドア続行・中止の判断を示すことができることも魅力です。

 最終日に行われる実技セッションは、ひたすら想定シミュレーションを繰り返して、知識を「使えるもの」にしていきます。学習当初は新しい知識や考え方に困惑気味な参加者のみなさんも、最後の方には自信をもって挑まれる様子が印象的でした。

 最後にペーパーテストを経て無事全員合格!新たに22名のWMAメンバーが増えました!!!おめでとうございます!