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こんな過酷な現場で自分だったらどうするか

こういうニュースを目にするたびに、現場の無事を祈ると同時に「こんな過酷な現場で自分だったらどうするか」ということを考えさせられます。

 遭難するのは人間ですから、そこからの脱出や搬送など山の技術的なことに加え、体のケアも欠かせません。傷病者がいるなら尚更です。

 ドキドキするこうした場所では、知っていることが時にどんな道具よりも役に立つことがあります。知識は判断や行動に勇気を与え後押ししてくれることでしょう。

 WMAの野外災害救急法は、そんな期待に応えたいと全国で知識技術の共有に努めています。

目的はただ一つ「安全に戻るため、そして生き残るため」

 

 地震発生エリアの全ての登山者、関係者の無事をお祈りいたします。