2020年を振り返って

2020年も残すところあと少しとなりました。みなさま今年はどんな年をお過ごしでしたか？

　WMAJの1年を振り返ると、我々もまた新型コロナウイルスに大きく影響を受けた1年でした。3月までは通常の野外災害救急法コースを提供してきましたが、新たな感染症の脅威により4月～9月までは完全に休業状態となりました。

　それでも、ありがたいことにWMAカリキュラムを必要とする人はいらっしゃり、アウトドアブームも相まって野外で過ごす方が増える一方、事故の増刊も深刻な課題でもありました。

　こうした背景も受けて、9月下旬にはオンラインとこれまでより短い時間の実地講習を組み合わせた「ハイブリッドコース」を作り、運用が始まりました。

　日本で作られたハイブリッドコースは、結果的にWMA31か国で初の試みとなり、現在北米本部がUSでの新設に向けて準備をしているそうです。各自のペースでじっくりと学習ができるハイブリッドコースは私たちが事前に想像したよりもアンケートの評価は高いコースでした。

　2021年は、引き続きハイブリッドコースを中心に、スタッフトレーニングなどクローズドの講習には従来の集合型講習も再開する予しになっています。

　様々なバックグラウンドに合わせてさらに受講しやすい形態を用意し、来年もみなさんの受講・参加をおまちしています！アウトドアを楽しむみなさんが、災害対策を意識する一人でも多くの方にWMAカリキュラムをしっていただき、万が一の備えをみんなでしていきましょう！

　みなさま、良いお年をお迎えください。

【2021年のWMAコースはコチラ】