吉沢 充世(Atsuyo Yoshizawa)


 横浜生まれの横浜育ち。性格はいたって温厚。趣味は音楽とたき火と星。最近は落語を聴くことにもはまっています。尊敬する人は平賀源内と父と祖父。あこがれる人(?)はスナフキン。

 

 幼い頃から天文に興味を抱き、中・高の6年間、天文部に在籍した天文小僧でした。 

 大学時代に野外活動の世界に出会いましたが、卒業後は小学校教員の道に進みました。大好きだった野外活動の道との両立が困難だと気づき、小学校教員を退職しプロの野外活動指導者の道を進みました。

  特に、幼稚園キャンプ、小学校の自然教室、教育委員会主催のこどもキャンプ、専門学校や大学のキャンプ実習など、「野外教育」の世界にどっぷりとはまりました。

 

 現在も、「ARGO」という屋号で、「自然とひととの出会い」をテーマにし、ストイックに自然と対峙するというよりは、ひととしてより豊かに生きるために自然と向き合ってみましょう、というコンセプトでゆるやかに野外活動を続けています。

 

 野外活動に携わっている以上、救急法は必須な項目として、都市型救急法の講習を定期的に受講していましたが、2011年に知人の紹介でWMAに出会いました。インストラクターのタク・サムから熱いパッションがビンビン伝わってくる衝撃的な講習会だったのを今でも覚えています。その後WAFA、WFRを受講し、いつしか「このカリキュラムを多くの人に広めたい」という欲求が胸の中に広がるようになりました。自然の中で思う存分活動するために、WMAのカリキュラムを理解することは、大きな後押しになると直感しました。

 

 「自然とひととの出会い」が私のテーマであることに変わりはありません。そして、私のバックボーンが「教育」であること。これも変わらないものです。これまで、教員として、そして野外活動指導者として、のべおよそ1万人の方たちに出会ってきました。そのひとつひとつの出会いが、今日の私を作り上げ導いてきてくれたものだと確信しています。

 

 WMAインストラクターになって8年目。最近つくづく感じることは、「WMAのコースは"講習"というより“授業”である」ということ。いかに受講生の皆さんの興味・関心を引きだし、いかに理解しやすい表現を生み出すか。よりよい“授業”を生み出すための手法や教材について、探求を続けています。

 

 今後も、WMAのインストラクターとして、出会いを大切にし、教育的な観点を常に持ち続けるインストラクターであり続けたいと考えています。

 

[2024/2/14]

 

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Atsuyo has been working with children to seniors as a professional experiential educator for over 3 decades. Through his class students learn how they can appreciate our mother nature and what they can learn from our outdoor experience. Along with his educational career and experience in the wilderness context he understands that the wilderness medicine is vital knowledge and skills to master for his students and himself. He also has an elementary school teacher background. It strives his instruction quality from educational perspective.